侍ジャパンに小林がなぜ？と言われたが正捕手で大活躍の期待！

スポーツ

侍ジャパンの進撃が止まりませんね。大活躍中のラッキーボーイ小林誠司捕手が、3月14日のキューバ戦６回の同点タイムリーを含む２安打で存在感を発揮しています。そんな小林選手が侍ジャパンの正捕手に選ばれたときは、批判や物議が相次ぎました。

今や侍ジャパンのラッキーボーイなどと呼ばれ注目度が増している小林選手の色々を調べました。

侍ジャパンに巨人の小林が選ばれたのはなぜ？

簡単にいうと小久保監督の評価が高かったからという意見が大半でした。自身のチームである巨人が一番驚いているようですね。

昨年の巨人での成績や評価

昨年のペナントレースの巨人での成績はどのように評価されているのでしょうか？

巨人関係者「昨年、143試合中129試合で先発マスクをかぶりながら、チーム内での評価は散々ですからね。高橋監督もシーズン終了後、報道陣に『小林をレギュラーだとは言ってないからね』と釘を刺すほど。打撃は二の次の捕手とはいえ、昨季の打率．204は規定打席に達した打者の中でリーグ最下位。

巨人の村田ヘッドコーチも侍ジャパンにいいのは一軍未経験の大卒2年目捕手の宇佐美を挙げていたそうです。自身のチームからの評価がかなり低かった小林が侍ジャパンに抜擢されたときは「菅野の専属捕手」「保険の保険の第3捕手」などと言われていました。

また、野球をそこまで知らない人でも知っている、ノムさんこと智将・野村元監督が小林の欠点を指摘。

オリックスとの強化試合に『9番・捕手』でスタメン出場した侍ジャパンの小林誠司（巨人）の癖を指摘した。「正式に構えたらフォーク。腰を引いているときは（片足ひいたら）フォークなし。フォークはワンバウンドが来る確率が高いから気持ちは分かるよ」と指摘。　引用元：Yahooニュース

実際にこのコメントを検証している番組では、その通りの映像が流されていました。プロとして大きな致命的となる癖を見抜かれたことになります。素人でもわかりますが、投げる球がわかっているとプロ同士の戦いでは致命的です。

前評判とは違いチームに貢献する大活躍

1次ラウンドの中国戦では2ランをレフトスタンドへ、オランダ戦でも勝ち越しとなるタイムリーヒットを放っている。ネックとされていた守りも良く、オランダ戦では4回以降の8投手を好リード、8イニングを1失点に封じた。

これには辛口評価のノムさんも評価を挙げて「脱帽」としている。さらには巨人の村田ヘッドコーチはWBCで活躍している小林に対してインタビューに応えています。

村田ヘッドコーチ：「どうしたんや」っていうぐらい、打ってるよ。昨日（１２日のオランダ戦）もずっとテレビで見てたけど（５回の）センター前（への適時打）な！　アウトローいっぱいのスライダーを左手一本で芸術的なバッティングやった。（遠征先のチーム宿舎の）ベッドの上でひっくり返りそうになった（笑）。引用元：東スポweb

「どうしたんや」なんてそこまで言わなくても・・・と野球通ではない私としては思いますが、プロの世界働けなけりゃ言われ放題ですね。でも働けると評価ががらりと変わるようです。

村田ヘッドコーチは今回の活躍からの小林の成長ぶりをインタビューで評価しています。

小林は巨人の正捕手筆頭候補か？
村田ヘッドコーチ「候補？　いや、そりゃあ、小林が正捕手よ！　それであることは、間違いないよ。監督だって小林でいきたい。

ＷＢＣで今後、小林に望むものは？
村田ヘッドコーチ「今のところ４連勝という、いい結果が出てるけど（決勝トーナメントを前に）もしかすると、どこかでこの先負けることがあるかもしれない。でも、その負けた時にアイツが、それを糧にして素直に受け入れて反省して、できるかどうかということやな。気持ちを切り替えられるかというね。」

巨人の評価も才能があるゆえに成長を期待されている表れなのでしょう。グッと評価の度合いが変わっていますね。

WBC3度目の優勝への今後の期待

今日のイスラエル戦を勝てば文句無しの準決勝進出です。侍ジャパンのメンバーはものすごい重圧の中で戦っている事と思います。是非、勝利していただきアメリカに行ってほしいですね！小林の活躍に注力しながら見守りたいと思います。