2017
04.25

木山裕策のHOME がん克服や嫁は苦悩し長男グレて家庭崩壊だった

エンタメ

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木山裕策さんが4月25日の踊るさんま御殿に出演します。あの名曲「HOME」には重いがんを克服した木山さんの思いがこもった一曲でヒットしました。くしくもそのヒットにより愛する妻が苦悩する日々を・・・そして、長男がいじめられグレることになり家庭崩壊状態に・・・。

木山裕策のHOMEはがん克服後に出来た曲だった

木山裕策さんは2007年に日テレ「歌スタ」に出演し自分の歌唱力を披露。その時の歌が作曲者の多胡邦夫さんに留まりました。多胡さんは浜崎あゆみさんなどに楽曲を提供しているプロの作曲家です。その多胡さんの手により、楽曲が作成されます。それが2008年に紅白出場も果たした名曲の「HOME」です。

実はその「HOME」の発売までにこぎつけるのも大変でしたが、そもそも木山さん自身が歌うことができなくなる可能性のある思い病気の甲状腺がんを克服しての偉業だったのです。

2004年に左側の甲状腺に悪性腫瘍を発見し、全摘出手術をします。左側の甲状腺というのは声帯につながる反回神経と近いところにあり、手術の時に傷つけてしまう可能性があるものだったそうです。

通常でも、命を優先する為に重い決断をするがんですが、歌手として成し遂げたいと考えていた木山さんはさらに重い決断を下すことになるわけです。その時は、手術が終わって無事声が出るようになったら歌手の夢を実現しよう」と思ったそうです。

そして手術は成功します。しかも声は奇跡的に残りました。リハビリを続け歌えるようになるまで回復。声を失うかもしれないという経験をしたことからか、自分の声をCDに残すという思いが余計に強くなり、歌手の夢を実現するために「歌スタ」に出場。見事難関を乗り越えて「HOME」でデビューしました。

私はリアルタイムでその「歌スタ」を見ていましたが、当時はかなり話題になっていました。木山さんは普通の会社員です。取引先にでも訪問していたのか本人を街中で見たこともありました。

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木山裕策のHOMEで嫁は苦悩し長男グレて家庭崩壊

「HOME」大ヒットし紅白にまで出場することに、しかし家族の事を思って歌った「HOME」が家庭崩壊の危機を招きました。発端はデビュー後1年くらいしてからのネットの誹謗中傷。曲がヒットして木山さんのメディアへの露出が増えて家族も出演してくれとtレビ局からはオファーが来ます。

良かれと思って奥さんが出演したりしていましたが、大衆はやっかみの生き物です。ネットには「木山の嫁は出たがり」や「見たくない」「不愉快」などの書き込みが・・・。それを見た妻が苦悩し夫婦関係に亀裂が生じるようになりました。

さらには長男が荒れ始め嫁と取っ組み合うほどの喧嘩をしたりし始めます。原因は学校で「木山の息子だろ?HOME歌えよ」などと言われからかわれことに、次第に父親の喜屋武さんを恨むようになったそうです。

木山裕策はHOMEの為に会社を退職

木山さんは崩壊寸前の本当のHOMEを立て直すために、なんと会社を退職。サラリーマン歌手だった為に多忙な毎日で家族と向き合う時間がなくなっていたことを反省。妻や子供たちとまっすぐ向き合う時間を作ることに。

その為、徐々に関係が回復して元の温かい家庭が戻ったそうです。4人の子供は全員男だそうで、大変な状況だったと思いますが、自身で歌うHOMEがあったからなのか凄いですね。

現在の長男は大学生だそうです。多感な時期に非日常的なことが家族に降りかかり、一度は崩壊寸前まで行きかけた状態でしたが、今は将来は父とおなじような音楽の仕事をしていきたいと思っているそうです。

最後に

なかなか一般人と有名人を綺麗に棲み分けることはできなかったのだと思います。曲がヒットするといいことばかりではないのですね。家庭が戻って良かったです。

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